色匂ふ -Traditional and Modern Crafts of Japan-

早川英民さんとの出会い

早川さんとの出会いは東京ドームのテーブルウェアフェスティバルでした。

 

1周見終わり、薗部産業さんにご挨拶して帰ろうかな・・と思ったとき、薗部さんのブースの近くで出会ってしまいました。

 

小石原焼と小鹿田焼というのは土の違いははっきりとあるのですが、技法は似ている兄弟のような焼物です。

小さなころ、祖母が九州旅行に行った際に求めてきた小さな器が数点あり、よく食卓には登場していましたが色絵や白磁に混ざって登場するので「地味な茶色の器」という印象しかありませんでした。

ところが、私が高校生くらいの頃、母が九州で買い求めてきた小鹿田焼が我が家の食卓に革命を起こしました(ちょっと言い過ぎですが・・)

母が戻ってから1か月後、小鹿田の器たちがたくさん到着しました。

色々なサイズの作品が届くと、それまで使っていた器にはもちろん愛着はあるのですが、それらを押しのけてすんなり毎日の生活に溶け込んできたのです。

 

そして、小石原と小鹿田の器も機会があるたびに少しずつ揃え、知らず知らずのうちにファンになっていました。

この仕事を始めてからは「いつか小石原か小鹿田の器を扱いたい」と思っていたところ、出会ってしまったのです!

 

早川さんのブース内をじっくり拝見し、そのラインナップに惚れ惚れし、早川さんの奥様の明るい雰囲気も手伝って色々とお話ができ、すぐにお声をかけさせていただきました。

その日は母も一緒だったのですが、とても幸せな帰り道となりました。

たぶん私よりも母が嬉しい日だったかなとも思います。

 

「用の美」とよく言いますが、本当にその言葉通り。

決して華やかではないですが、毎日登場する器たち。

それを気に入った時の感覚は、

何となく、庭の草木や季節の自然の風景を自然に愛でるような感覚に似ている気がします。

 

早川英民プロフィール/定番作品

早川英民制作可全作品

 

 

 

早川英民 飛鉋5.6.7寸 早川英民 八寸刷毛目深鉢 早川英民 4寸5分三彩飛鉋