色匂ふ -Traditional and Modern Crafts of Japan-

玉虫参上☆

先日色々とお打合せがあり秋も深まる木曾へ

紅葉も綺麗でした!

 

 

お願いしていた作品を受け取り

ご相談も終わり

工房の2階へ戻ると小林さんが小箱を差し出しました

 

 

見ると・・・

玉虫2匹

 

 

 

 

虫はあまり得意でない私はちょっと引いてしまいましたが

玉虫色 と言われるだけあり、やはり綺麗☆

裏返すとお腹もキラキラでした

でも、使えるのは一番上の羽の綺麗なところだけなのだそうです

 

 

 

 

螺鈿・青貝・玉虫・梨地・・・

漆のキラキラした作品は品がよくとても美しいものです

全て並べてお見せできる企画とか・・ちょっと楽しそう。。。

 

 

木曾 玉虫

漆刷毛を使い始めるまで

 

漆の小林広幸さんの工房へ入ると

 

トントントントン トントントントン・・・・

何かを細かくたたく音が響いていました

 

漆刷毛は貴重なもの

(詳しくは  コチラの記事 をご覧下さい)

 

丁寧に丁寧に少しずつ刷毛を下します

「もう何時間もこればっかりしてる」と小林さん

と言いながらも手を休めることはありません

 

道具と職人さん

こうして伝統は守られているのですね

 

小林広幸プロフィール/定番作品

小林広幸制作可全作品

 

 

 

 

漆刷毛

透漉し 朱漆

 

以前、黒漆の透漉しのご紹介をしました。

 

透漉しの詳細はコチラ

 

 

今日は朱漆の透漉し。

 

 

やはり鮮やか!

黒も艶々で大好きですが、朱も華やかで鮮やかで大好きです。

 

 

 

 

 

 

寒くなって、お正月とか近づくと朱漆も使いたくなってきます。

 

 

 

 

 

この時は大きめのお盆に塗っていたのですが

あっという間に茶色い木地が朱色に変身します。

 

 

 

この塗りの作業を何度も何度も繰り返し、

いつもご紹介する朱漆の作品たちは生まれます。

 

美しい。

 

 

 

小林広幸プロフィール/定番作品

小林広幸制作可全作品

 

 

透漉し 朱漆 透漉し 朱漆 朱漆

道具 漆刷毛

漆を塗るためにつかう刷毛

漆刷毛

 

人毛を使って作られています。

毛はこの先の方だけでなく、手元に近い方まできっちりと入っていて

塗師さん(漆を塗る職人さん)は、それを少しずつ削りながら使っていきます。

鉛筆のような感じでしょうか・・・

 

 

 

漆の職人さんも減っていますが、漆刷毛の職人さんはさらに少なくなっていて

小林さんは10年以上前に「国産のものはなくなってしまうかもしれない・・」と思い、出来る限り買い集めたそうです。

「これだけあれば、あと2.3代は使えるだろ」とお子さんやお孫さんのことも考えて・・

伝統の技を伝えることはできても、材料や道具がなくては伝わりません。

 

 

 

 

 

日本の漆は、材料、道具、人材・・色々な意味でとても大変な時。

でも、昔から伝えられたものを残していくために

職人さんたちは自分たちができることや大切なものを残しています。

 

 

小林広幸プロフィール/定番作品

小林広幸制作可全作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漆刷毛 漆刷毛 漆刷毛

透漉し 黒漆

透漉し 「とうごし」 と読みます。

 

漆の中に有るゴミ等を漉します。

 

 

 

 

よく小林さんの工房には伺いますが、なかなかじっくり見るチャンスはありません。

 

漉紙に漆を入れ、両側を挟み、飴の包み紙のような感じでギューッと絞っていきます。

美しい漆がキラキラと落ちてくる様子に見入ってしまいます。

 

ただ・・この作業中にちょっとでも動くと「ホコリが入る!」と注意をされてしまいます・・・気をつけねば!です。

 

こんな風にして滑らかな漆ができ、これを塗り重ね艶々に仕上がります。

 

 

 

 

「綺麗だろ~」と小林さん

何度も何千回も見ているはずなのに、嬉しそうに言っていました。

漆への愛ですね(笑)

 

 

本当に漆は美しい☆

 

 

朱漆の透漉しも以前撮影したので、またご紹介します。

 

小林広幸プロフィール/定番作品

小林広幸制作可全作品

 

透漉し 黒 透漉し 黒2 透漉しする小林広幸さん
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