top of page

潮工房
小西 潮
Usio Konishi
[レースグラス]
レースグラスは、近世近代のイタリア、ヴェネチアで発達した吹きガラスの技法です。吹きガラスは、吹き竿と呼ばれる金属のパイプに融けたガラスを巻き取り、人の息によって成型するのが一般的ですが、レースグラスは通常、あらかじめ模様をつけたガラス棒を十数本、吹き竿に取り、複雑な模様のあるガラスの器を作ります。
このガラス棒は、色のついたガラスの線をいろいろなパターンでガラスに閉じ込め、ねじりながら伸ばすことで、制作します。一定のパターンを規則正しく作り、並べることで、レース編みのような、幾何学的で美しく繊細な模様がつくらます。
[略歴]
1964年
1989年
1993年
1998年
2014年
2015年
千葉県に生まれる
中央大学文学部史学科卒業
ピルチャックグラススクール(アメリカ)受講
富山ガラス造形研究所入学
同卒業 チャダムグラスカンパニー(アメリカ)勤務
同社退社 帰国、 独立準備
ガラス工芸潮工房神奈川県三浦市)設立、制作を開始
以後全国各地で展覧会にて作品を発表
「ベルンArt茶会」開催(在スイス日本大使館・スイス)
「美しのガラス・伝統と創造」江波冨士子、小西潮展
(イタリア国立東洋美術館・イタリア)
bottom of page